氏神様とご先祖様

日本の運開き文化

さて、今回は「氏神様(うじがみさま)」についてお話したいと思います。

神社やスピリチュアル、開運系にご興味がある方はご存知と思いますが、「氏神様」とは、現在の解釈としては「皆さんが今現在住んでいる地域に鎮座されている神社(神様)」を指します。
神様には大きい神社(神主様・宮司様等の管理されている方が常駐している神社)、小さい神社(神職様が常駐していない神社)、地域によっては祠(ほこら)しかない神社などいろいろありますが、大小関係なく、その地域をお守りしている神様が氏神様といわれております。

でも1つ注意点があります。

自分の家から一番近い神社が氏神様とは限らないんです。

極端な例で言いますと、自分の家の隣に大きな神社があっても、その神社が氏神様ではなくて、少し離れた静かな神社が氏神様という場合もあるんです。

皆さんは自分の今住んでいる場所の氏神様がどの神社(神様)かご存知ですか?
以外となんとなくで
「近いからこの神社が氏神様でしょ」
と思っていると、実は違うってことも。。。

でもご安心を!!
皆さんのお住まいの氏神様を正確に確認する方法があるんです。
それは、お住まいの都道府県の「神社庁」に電話して聞けばいいんです。

神社庁というのは、各都道府県の神社を管理している団体で、全都道府県に支部(神社本庁の地方機関)がございます。
WEBで
「●●県(自分が住んでいる都道府県) 神社庁」
で検索すると連絡先がわかりますので、その神社庁に電話をして
「氏神様を知りたいんですけど」
と言うと、住所を聞かれるので、住所を言うとどの神社が氏神様か教えてくれます。

氏神様だと思ってお参りしてたら違ってた!!なんてことを避けるため、一度確認しておくといいと思いますよ。

ちなみに神社庁のその上部団体が東京の「神社本庁」になり、日本各地の神社を包括している神道系の宗教団体になります。
全国の主要な神社が加盟しており、大体の神社が名を連ねております。
※中にはこの神社本庁に加盟していない神社もございますので、詳しくは神社庁にお問い合わせください。

皆さんのお住まいの氏神様がわかったという前提で話をすすめてまいります。
では、氏神様とはいったいどのような位置づけの神様になるのか?

色々な説がありますが、一般的にはその土地や地域の守り神とされております。
ただ私みちなりは、本来の氏神様とは、皆様方の「ご先祖様」であると解釈しております。

「おいおい、ご先祖様!?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でもこれは懇意にさせていただいている宮司さんから教えていただいた話なのですが、仏教で「ご先祖様」とされる方々が、神道では「氏神様」という考え方があるそうです。

仏教では宗派によって多少の違いはございますが、人が亡くなると「極楽」に行くということになっています。
いわゆる「この世」と「あの世」で、生きている人と亡くなった人は住む世界が違う感じですよね。

一方神道では、亡くなった人は生きている身内の近くにいて、「氏神様」として一族を守り続けてくれる存在になるそうなんです。
そういった意味で、代々のご先祖様=氏神様ということになります。
そうであれば、苗字を意味する「氏」という漢字が使われているのも、納得いきますよね。

昔、気軽に引っ越しをしたりできない時代では、生まれた土地で一生過ごすことが普通でした。
そのため、近くにお宮や神社を作って氏神様をお祀りするという形になったのではないかと思います。

ちなみに、自分が生まれた土地を守護している神様を「産土神(うぶすながみ)」といいます。
昔、気軽に引っ越しをしたりできない時代では、ご先祖様が氏神様、その土地の守護神が産土神様ということだったと思いますが、今のように引っ越しが当たり前になってきている時代では、その土地にもともと住んでいる方と他の地域から来た方が入り混じっているのが普通になっています。
その流れの中で、「氏神様」の位置づけが「その地域を守る神様」という意味合いに変わってきたのだと思います。

氏神様と関連した言葉で「氏子(うじこ)」というのがあります。
氏神様というのが先ほど申し上げたようにもともとは一族(氏族)の守り神で、その一族の子孫を「氏子」といいました。
でも、今は氏神様の位置づけが「その土地を守る神様」になっておりますので、「氏子」についてももともとの一族の子孫だけでなく、「その土地に住んでいてその神様を大切にする人々」という感じの意味合いになっています。
今の氏神様の位置づけは、どちらかというと「鎮守様(ちんじゅさま)」に近いかもしれませんね。

ここまで氏神様について語ってまいりましたが、運開きにとって「氏神様を大切にする」というのはとてもとても大切です。
「基本のキ」といってもいいくらいです。

例えばある土地に引っ越すとき、氏神様にご挨拶をしないというのは、賃貸物件に引っ越しをするとき、大家さんに一言も挨拶せずにいつの間にか住み始める、というのと似た感じだと思うんです。
それって、とっても失礼だと思いませんか?

自分が住む土地で、神様に守られ、応援されて過ごすのと、なんの面識ももたずに過ごすのとでは、やっぱり違うと私は思います。

また、氏神様は、その土地に古くから住んでいる「氏子」じゃないと守ってくれいなのか?
いいえ、決してそのようなことはありません。
たとえ新参者でも、自分が住まわせてもらう土地の氏神様を大切に思っていれば、必ずお守りいただけます。
ご縁があってその土地に住むことになったのですから、是非お近くの氏神様(鎮守様)へ事ある毎にお参りいただければと思います。

でも、最強の強運、幸運を得ている人達は、さらに大切な事をもう一つ行っているのです。

それは氏神様(鎮守)だけではなく、やはり「ご先祖様」もしっかりと同様に大切にされているということです。
これがさらに強大な守護と開運につながる鍵となります。
氏神様(鎮守)もいうまでもなく大切ですが、さらに大切なのはご先祖様への日頃の感謝の気持ちです。

私の周りでも、なぜか強運で色々と守られている方々がいらっしゃいますが、ほぼすべての方が自身の住んでいる土地神様にあたる氏神様(鎮守様)を非常に大切にされて、事ある毎にお参りされていらっしゃいます。
そして、自身のご先祖様に対して供養や感謝をお伝えする事を日々欠かさずなされている方が、大多数です。

ではなぜこの「氏神様(鎮守様)」と「ご先祖様」を大切につることが強運にとって大変大切であり重要なのか。
いまあなたが住んでいるお住まいの「土地」を守護している神様が氏神様(鎮守様)で、そしてあなた自身がこの世に生を受けることができたのはご先祖様がおられたからで、ご先祖様があなたの肉体と魂を守護してくださっています。
つまり、ハード面(土地や地域の神様)とソフト面(一人ひとり個々の大切なご先祖様の神)の両方に守られている事が重要なのです。
そして、神道でいえば氏神様もご先祖様の魂もと同様とみなし大切にお祀りするための霊璽(れいじ)という先祖の魂が宿る依り代(よりしろ)があって、ご先祖様の霊は神となって末裔達を守ると言われています。仏教でいうご位牌にあたりますね。
つまり土地の神様も自身のご先祖様も神としてお祀りし両方を大切にする事でより一層素晴らしいご神徳にあやかれるわけです。

日頃から何故か守られている方、幸せな方、いつも笑顔で幸運に満ちている方が行っている日頃の行いがここにあります。

もちろん神道でなく仏教でいえば仏壇にあるご先祖様のご位牌に対し毎朝ご挨拶をしたり、家に仏壇がない場合は定期的にお墓参りをしてお掃除したりして日々感謝をする。
遠くてお墓に行けなかったり、いろいろな事情でお墓がどこになるかもわからない場合は、ただ手を合わせてご先祖様に感謝するだけでも大丈夫です。
この行いが最強の開運を導き、あなた自身を守護してくださいます。

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